特定求職者雇用開発助成金を取りこぼさないために
特定求職者雇用開発助成金の概要
特定求職者雇用開発助成金(特開金)とは安定した就職ができづらいとされる求職者をハローワークや職業紹介事業者経由で雇用することによって申請できる助成金です。
60歳以上、障害のある方、母子家庭父子家庭の親、氷河期世代などが対象者です。
基本的に条件を満たせば各都道府県の労働局の助成金担当部署から助成金に該当する案内や助成金申請書が郵送されてくるので気が付いたら助成金に該当していたということが多いかもしれません。
オープンでなければならない
この助成金は、対象者が求職活動をする際に、ハローワークに対象者であることを企業に伝えることを了承して(労働局ではオープンと言います)就職活動をしなければなりません。
意味合いとしては障害があるけどそれを理解して採用した場合が特開金対象となるのです。
その場合ハローワークからの紹介状に赤字で「特定求職者雇用開発助成金の可能性があります」といったハンコが押されています。
求職相談でハローワークに障害があることを会社に知られたくないとした場合(クローズド)は助成金の対象とはなりません。
この場合は上記ハンコはなく普通の紹介となり特開金の対象とはなりません。
精神障害の方や父子家庭の方などはクローズドの人もいるように感じました(私見です)
オープンでなくとも面接時の状況などで助成金の対象になることも
オープンにしないとした場合は特開金対象とはならないと書きましたが面接時にオープンにした場合は特開金の対象となります。
ですが、そのことをハローワークに伝えないと特開金の申請書は届きません。
採用時にはハローワークに採否の連絡をしますがその際に障害者であることを伝えられたがそれでも採用することにした、と伝えましょう。
特開金が受給できるかもしれません。