助成金申請で必要なこと(労働条件通知書)

入社時に労働者に渡す書類である労働条件通知書ですが、助成金によっては審査時に提出する書類となります。

その際に見られる所、記入の必要な事柄を確認します。

①会社名・代表者名・会社住所

②従業員氏名

事業主、労働者は誰かというところですね。

③期間の定めの有無

契約期間です。

契約期間ありの場合はその期間の明記も必要です。また、更新の有無、基準も必要です。

④就業場所、従事する業務

現在の仕事と就業場所、業務が違う場合は変わったときに労働条件通知書を通知する必要があります。

⑤始業・終業の時刻、休憩時間

日々の仕事によって労働の時刻が異なるときはそのことを記述しましょう。

⑥所定労働時間を超える労働の有無

残業があるかです。残業がある場合は36協定にも注意しましょう。

⑦休日・休暇

日曜日など固定ならそのとおりに、固定でないなら週なん日などを記述します。

⑧基本給・各種手当

⑨賃金の締切日・支払日

⑩退職に関する事項

⑪昇給の有無

⑫賞与の有無と支払い時期

⑬退職金の有無

⑭労働条件通知書の作成日

以上がチェックされる項目となります。

企業が自己流で作っているものは不備がある場合が多いです。

労働者に知られたくないために事業主がわざと項目を外している場合もありますが、助成金が不支給となる場合があります。

労働条件通知書に明示されていない場合、労働争議になった場合に不利になりますので気を付けてください。

2022年06月16日