採用に関する助成金

労働者を雇用することはとにかく費用がかかります。

雇用の際の費用を多少なりとも助成してもらうことができれば企業にとって負担が軽減されるのではないでしょうか。

今回は、採用の際に活用できる助成金を紹介します。

トライアル雇用助成金(一般トライアルコース)

職業経験の不足などにより、安定的な就職が困難な求職者をハローワークや民間の職業紹介事業等からの紹介により一定期間施行雇用する事業主に助成されます。

安定的な就職が困難な求職者とは2年以内に2回以上離職や転職を繰り返している人や離職期間が1年を超えている人などが該当します。

助成金額は1か月最大4万円で、最長3か月間助成されます。

中途採用等支援助成金(中途採用拡大コース)

中途採用者の雇用管理制度を整備したうえで中途採用者の採用を拡大させた事業主に対して助成されます。

中途採用率の拡大を実施した場合は50万円、45歳以上の中途採用率の拡大を実施した場合は100万円の助成金を申請できます。

特定求職者雇用開発助成金(特定就職困難者コース)

高年齢者(60歳以上)や障害者、母子家庭の母などの就職が特に困難な人を、ハローワークまたは民間の職業紹介事業者等の紹介により、継続して雇用する労働者として雇い入れた事業主に対して助成されるものです。

労働条件などにより助成金額が異なるが、30万円から最大240万円の支給額となります。

2023年06月19日