パパ育休に助成金?両立支援助成金

令和4年10月からパパ育休がスタート

育児・介護休業法の改正で出生時育児休業(産後パパ育休)制度が創設されました。

産後8週間の間に父親が4週間まで育休取得可能です。

これにより、母親が産休の間に父親が一緒に育休を取れるようになりました。

しかし男性の育児休業取得率は約14%(2021年)となっておりまだまだ少ないのが現状です。

うちも対応しないとなぁと考えている企業にぴったりの助成金があります。

両立支援助成金(出生時両立支援コース)です。

パパ育休についての制度を作り、取組むと助成金が申請できます。

両立支援助成金(出生時両立支援コース)

いわゆる子育てパパ支援助成金というものです。

主な要件は

・男性労働者が育児休業を取得しやすい職場風土作りのための取組を複数行うこと。

・男性労働者が出生後8週間以内に開始する連続した14日(中小企業は5日)以上の育児休業を取得すること。

となります。

支給額は1企業1回限りで20万円となります。

代替要員の雇用1~2人で20万円、3人以上で45万円の加算もあります。

また、上記の支給を受けた後に男性労働者の育休取得率が3年以内に30%以上上昇した場合にも達成また達成年によって助成金が支給されます。

助成金を受給しながら働きやすい会社を目指しましょう

助成金の取得を目指すことは、働きやすい職場づくりをすることにつながり、ひいては労働者の定着や新規採用につながっていきます。

助成金があるものは国が促進したい内容であり、将来義務化されることも多いです。

助成金があるうちに取組み、お金を受給しながら将来に備えましょう。

 

2022年10月07日